thirdplace’s diary

三重県四日市市にあるフリースクールです

吉本ばななのクラウドファンディング(毒親の話)


数日前から、SNSで吉本ばななさんのクラウドファンディング(2万文字の文章を500円で購入し、それがお姉さんの治療費にあてられるというもの)に関する話題がものすごく目に入り、普段はあまり流行に乗るタイプではないのですが、こんなにも目にするということは、自分にとって必要なのかもしれないと思い、読みました。

ばななさんのクラウドファンディングに関しては様々な賛否や意見があり、それを読むだけでも人の価値観は本当に様々なのだと感じました。こういった家庭の問題を外に出す時に必ずぶち当たるのは、人の様々な反応だと思います。ばななさんは物書きなので、そういったこと(共感、誹謗中傷、批判等、様々な反応が出てくるだろう)も全て承知の上で掲載に至ったのだと思います。

私自身も、家族のことではものすごく葛藤を抱えて生きてきた人間の一人なので、ばななさんの文章にはものすごく共感しましたし、書いてある内容は非常に悲惨な状況なのですが、「そういったこともあるだろう」とあくまでも想定内のこととして読めました。

ただ、吉本ばななさんは国内、いや世界でも有名な作家であり、またその父である吉本隆明氏は、知の巨人・戦後最大の思想家とまで呼ばれた人です。
ある意味、その才能や環境は人から見て羨ましがられるものだったはずです。

そんな家庭の内情が実はこうだった。家族のことなんだから隠してもよさそうなものなのに、それを公にして皆の目に晒せるような時代、いやもう隠せない時代が来たのだ。私たち一人一人にとっても大きな変換期を迎えた象徴の出来事として私はこの件を捉えました。

もう少し続けます。